ビジネスはアイディアから始まる

ビジネスを自分で行おうとしたら、突然生まれくるものではありません。
最初は、ちょっとしたアイディアから始まる事が多いのです。
特別な才能がなくても「発想方法」、「熱意」及び「経験」があれば
誰でもビジネスの種(シーズ)を生み出せる可能性があるのです。

もちろん若い方から年配の方まで年齢は関係ありません。
若い方だとこれから行うビジネスに対して「熱意」に溢れていることでしょう。
また、年配の方には、今まで培ってきた「経験」があると思います。
なので、もう一つか二つ持つことができればビジネスのアイディアを生み出すことができるのです。

熱意があれば

熱意は、いわばそのビジネスにかける思いの強さです。
どうしてもやり遂げたい、実現したいという熱意があれば、それに必要なアイディアも出てきます。
また、アイディアだけでなく努力もできるのです。

逆に熱意がなければ、どれだけ能力があろうといい結果にはなりません。
創意工夫もできないでしょうし、いいアイディアも出ないと思います。

熱意があると思っても本当に正しい熱意である必要があります。
松下幸之助さんもうまくいかない時は、現在持っている熱意が「正しい熱意」、「誠実な熱意」、「素直な熱意」であるか
考えてみたらいい。と言われていたそうです。

 

経験があれば

経験からは、様々なアイディアやヒントを得ることができます。
過去の失敗から得たものもあると思います。その失敗を改善することも時にアイディアのヒントになるかもしれません。
また、成功した経験からも上手くいく方法が得られると思います。

同じようにやって成功することは難しいかもしれませんが、失敗を避けることができるだけでも
成功する確立は高くなります。

また、経験は、自分が体験したものだけでなく誰かがこうやっていた。という知識もあると思います。
それらからも成功、失敗様々な事がアイディアに活かせるはずです。

 

発想はどうやって生まれるか

発想するにしても何もないところからいきなりアイディアを出すのは難しいです。
そのためには、発想の仕方を工夫することでアイディアが出しやすくなります。
まずアイディアは、初期段階において、なるべく多く出してから絞り込むことで
良い、筋が良いアイディアが出せるのです。
発想の方法として次のような方法があります。

欠点列挙法

対象の欠点や使いづらい点、不満な点などマイナスポイントを挙げていきます。
挙げたマイナスポイントを解決・改善する方法を考えるなかで、新たなアイディアを見つける方法となります。
活用する用途としては、新たなビジネスのアイディアを出すとき、新商品や新サービスを考えるとき、
現状の業務を改善するときなどにおいて、新たなサービスや方法を生み出す際に活用できます。

利用する際の注意点としては、欠点を挙げる対象に精通している方は、意外な見落としをする可能性があるため、
普段関わりがない方を参加させるなど新たな視点をもって見ることが必要になります。

 

なぜなぜ分析

対象に対して、「なぜ?」そうなのかという疑問を投げかけてその要因(原因)を特定し改善につなげていきます。
なぜ?は1回だけでなく「3回」又は「5回」「なぜ?」を繰り返して要因を探ることで真の要因が見えてきます。

アイディアを出す際にも利用できますし、出したアイディアに対して、なぜそれを選んだのか、
それが良いのか具体的な根拠理由を確認する際にも利用できます。
それにより、安易に好みなどで選択するのではなく根拠をもって選択することができます。

利用する際の注意点としては、最初のなぜで方向がずれてしまうと見当違いの分析をしてしまう可能性があることです。
例えば、業務ミスが発生したとします。原因は、何か?と考えた時に本当は、手順書の記載が誤っていたにも関わらず
担当者の不注意だからと原因を掘り下げては、手順書に行きつかない可能性が高いです。
まずは、仮説をいくつか立てておいて、複数のなぜを行う必要があります。

 

オズボーンのチェックリスト

9つの質問(チェックリスト)に沿って、アイディアを発想していきます。
新たな視点を取り込むことで今までのアイディアを飛躍させることが期待できます。

9つの質問

  1. 他に使い道はないか?(転用:Put to other uses)
    そのままで新たな使い道はないか?
    改善、改良したら使い道はないか?
  2. 他からアイディアが借りられないか(応用:Adapt)
    他に似たものがないか?
    何かほかのアイディアを示唆していないか?
    真似できないか?
  3. 変えてみたらどうか?(変更:Modify)
    意味、色、動き、音、匂い、様式、型などを変えられないか?
  4. 大きくしてみたらどうか?(拡大:Magify)
    より大きく、強く、高く、長く、厚くできないか?
    時間を長く、多頻度、高付加価値、高品質材料は?
  5. 小さくしてみたらどうか?(縮小:Minify)
    より小さく、軽く、低く、短くできないか?
    何か減らせないか?
    省略できないか?
  6. 他のもので代用できないか?(代用:Substitute)
    何か代用できないか?
    他の素材は?
    他のアプローチは?
  7. 入れ替えてみたらどうか?(置換:Rearrange)
    要素を取り換えたら?
    他のレイアウトは?
    他の順序は?
  8. 逆にしてみたらどうか?(逆転:Reverse)
    後ろ向きにしたら?
    上下、左右をひっくり返したら?
    順序を反対にしたら?
  9. 組み合わせてみたらどうか?(結合:Combine)
    合体したら?
    混ぜてみたら?
    ユニット、目的を組み合わせてみたら?

 

 

 

記事製作者

中小企業診断士 湯谷 一夫

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