一つのことで他も評価されてしまう(ハロー効果)

商品、サービスをよく見せたい場合、特定の商品、サービスの見せ方を工夫することで
他の商品、サービスも同様によく見えたり、悪く見えたりしてしまうことがあります。
そのため、上手くこの行動心理を使えば、ある特定の商品、サービスの紹介内容が全体の
印象をよくすることが可能になるのです。
ただし、実際によくなるというわけではなく認知が歪むことによって、発生するものなので
印象が良いように見えるということです。

他もよく(悪く)見える(ハロー効果)

個々の商品、サービスの良さを紹介することは、もちろん必要になります。
魅力を何も伝えずに商品、サービスを利用していただくことはありません。
特定の商品、サービスに対する魅力を伝えた結果、他の商品、サービスがどのような印象を持たれるかということです。
それによって、他の商品、サービスも良い感じに見えたり、悪い感じに見えたりするわけです。

どのようなケースで発生するのか

ハロー効果は、認知の歪みによって発生するため、対象を認知をした時に発生します。
要は、初めて対象に接触したときに印象が決まってしまう事が多いです。

老舗の商品は良い商品

商品であれば、長年続く老舗の商品と聞けば、長年お客さまに愛された商品なのでそれなりの品質があると
思いませんか。
それだけ長く続くだけの理由があるはずなのでどの商品も評価されていると感じる事があるはずです。
また、どの商品も高級な和紙で丁寧に包装されていれば、少なくとも悪いものではないと感じるのではないでしょうか。
もし、商品にグレードがあれば、きっと高い商品と考える人もいるかもしれません。
もちろんその中身は、特別なものではなくオーソドックスなものであったとしてもです。

プロが使えば良いもの

また、プロスポーツ選手が利用しているメーカーの商品も良いものに感じませんか。
しかし、プロの選手が使用していてもそれぞれのお客さmさにも良いとは言いきれません。
プロスポーツ選手が使っているから、使いやすい商品ではないかもしれません。

第一印象

仕立ての良い服装に身を包み優雅な身のこなし、清潔感もあってきっと仕事もできるし、
人柄も良いのでは。と思うことでしょう。
でも、内面は全く違うことなんてよくありますよね。
外見と性格が違うことは良くあります。
しかし、見た目の印象が良いとその人は、良い人と思ってしまいがちです。

効果的に使う場面

物事の一面で判断されて、他の部分もその判断結果に引きずられるのがハロー効果です。
ならば、特に露出する部分(物事の一面)をよく見せることができれば、
全体の印象が良いように見えてもらえる可能性があります。

商品のブランド

商品の場合は、パッケージのデザインにこだわる、パッケージの高級感を出すなど工夫していれば、
それだけで注目を集めることができ、他の商品も同じような感覚を持ってもらえる可能性があります。
また、製法にこだわりがあるなどのブランドイメージを訴求することができれば、他の商品も同じような
こだわりがあるイメージを持ってもらえる可能性があります。

サービス提供者

サービスの場合は、形がありませんからサービスを行う人の印象でハロー効果が発生します。
お客さまと直接対面で接する機会が大きいため、外見を良く見せることができれば
ハロー効果が期待できる可能性があります。特に人は最初の10秒程度の第一印象でかなりの割合を
決めてしまうそうです。
もちろん、サービスの質が伴っていないとすぐにばれてしまいますので第一印象だけではないのですが、
少なくとも良い印象は持ってもらえれば、その後も選んでいただける可能性はぐっと高まることでしょう。

実績

そのほかにも、取引先の実績などを公開することもすでに利用者がいるから、評価ができる。
また、操業年数を公開するのも効果があります。それだけ長く事業が続いているのだから、それだけ
お客さまに評価されているに違いないという印象を与えることでハロー効果が期待できるのです。

記事製作者

中小企業診断士 湯谷 一夫

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