金融検査マニュアルにおける内部監査部門等への報告

金融検査マニュアルでは、内部監査部門への報告について、明記している項目がありますので説明します。
なお、報告事項は、説明する事項だけに限りません。

内部監査部門への報告の明記

金融検査マニュアルに記載されているチェック項目のうち、次のチェック項目では、当該事項について、内部監査部門へ報告することが明記されています。
これらは、たまたま金融検査マニュアルに明記されているということにすぎません。

各企業の内部監査部門では、内部監査機能の有効性を確保する観点から、被監査部門等に定例的あるいは、随時に報告を求める事項について、内部監査規定等に定めておき組織全体に周知しておくべきです。

法令等遵守態勢の確認検査用チェックリスト
Ⅲ.個別の問題点
1.本人確認 ②本人確認に関する態勢の整備
(ii)取締役会等は、本人確認に関する事項で、経営に重大な影響を与えるものについては、速やかにコンブライアンス統括部門や内部監査部門へ報告されるとともに、取締役会等に報告される態勢を整備しているか。
2.疑わしい取引 ②疑わしい取引に関する態勢の整備
(v)締役会等は、疑わしい取引に関する事項のうち、経営に重大な影響を与えるものについては、速やかにコンブライアンス統括部門や内部監査部門へ報告されるとともに、取締役会等に報告される態勢を整備しているか。

 

顧客保護等管理態勢の確認検査用チェックリスト
Ⅱ.各管理責任者による顧客保護等管理態勢の整備・確立状況
2.顧客サポート等管理態勢 (2)顧客サポート等の実施
③既得、保存及び報告
(ii)顧客サポート等管理責任者は、顧客からの相談・苦情等の内容及び処理結果を適時にコンブライアンス統括部門、内部監査部門等に報告しているか。
特に 経営に重大な影響を与える、又は顧客の利益が著しく阻害される事項については、速やかにコンブライアンス統括部門、内部監査部門等の適切な部署へ報告するとともに、取締役会等に報告しているか。

記事製作者

中小企業診断士 湯谷 一夫

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