最初と最後の印象が強く残ります(初頭効果・親近効果)

あなたの商品やサービスをお客さまに強く印象づけたい場合は、
最初から最後まで一生懸命説明をしてもいけません。
説明に緩急をつけて印象づけたいポイントを目立たせる必要があります。
特に印象に残るのは、「最初」と「最後」に与えた印象が強く残る傾向があるのです。

 

第一印象が強くなる(初頭効果)

お客さまが抱いた第一印象は、強く記憶に残るため、最初にお客さまに接触するアプローチは工夫が必要となります。
最初に接触するアプローチとは、Webサイトであれば、トップページの最初の部分です。
日常的に購入される商品であれば、商品自体ではなくパッケージのデザインが最初に接触する部分となります。
あなた自身であれば、外見がまず目に飛び込んでくることでしょう。

これらの印象がお客さまの中で強く残り他の情報を見たとしても影響を与えてしまいます。
そのため、この第一印象を上手く利用することで好印象を与えることができます。

Webサイトであれば、ファーストビューと呼ばれるトップページを開いた時に表示されている部分に重要なメッセージを配置します。
一番伝えたいことやメリットを配置して強くアピールします。

チラシなどの紙媒体の広告であれば、必ずしもトップページの最初が見られるとは限りません。
しかし、折り方の工夫をしてチラシの最初が目につくようにすれば目につくところをコントロールすることができます。

言葉の使い方でも最初の印象が大きく変わってきます。
例えば次のような言い方をしたらどうでしょうか。

  • 彼女は、美人である。ただし、少しぽっちゃりしている。
  • 彼女は、ぽっちゃりである。ただし、美人だ。

前者は、美人。後者は、ぽっちゃりという印象を受けませんか。このような印象が、無意識レベルで刻まれます。

効果的な場面

まだ関心が薄いお客さまに対して強くアプローチすることができます。
特に初めて接触する方は、商品やサービスに対して興味が薄いため、最初に強く印象づける必要があります。
印象づけたい内容を伝える時に初頭効果を活用すると効果的です。

 

最後に受けた情報が強く印象に残る(親近効果)

お客さまに最後に主張した内容は、印象に残りやすい傾向があります。
例えば次のような文章の場合、後半の部分に印象が残ります。

  • 彼女は、ぽっちゃりしているが美人である。
  • 彼女は、美人だがぽっちゃりである。

主張を最後にするとその部分が印象づけられます。
Webサイトやチラシなどでも最後に主張したい内容を配置することで印象を残すことができます。

効果的な場面

商品、サービスに対して興味がわいてきた人に対して、重要なポイントを印象づけることができます。
最初は、興味がなく重要なポイントを話しても聞いてもらえなかったような場合でも、
興味が興味がわいてきた段階での主張は効果が期待できます。

最初と最後のどちらが重要か

どちらも重要です。
というのも、最初は、興味が薄い人に対して行います。
そして、内容をだんだんと読んでもらったことで興味が出てきているはずなので
最後に重要なポイントを印象づけて購買意欲を高めていく必要があるのです。

そのため、どちらかが重要というわけではなく、両方共活用すべき行動心理となります。

Webサイトやチラシなどお客さまへのプロモーションは、最初と終わりが重要であることを
踏まえて作成するようにしましょう。

記事製作者

中小企業診断士 湯谷 一夫

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